FDP-03

製品特長・説明

製品特長

FDP-03の8大特長

  1. 無線周波数チャネルが80チャネルと豊富であり、無線LANシステムとの共存性に優れた無線周波数「おまかせグループ」機能を搭載(最大3チャネルのグループ運用が可能)
  2. 機器組込みに適した小型サイズ 43(W)×25(D)×3(H)mm(コネクタ部除く)
  3. 通信プロトコルを搭載しているため、様々な通信形態(1:1、1:N、同報通信)に対応可能
  4. シリーズ品(FDP-01・FDP-02)と互換性のある互換モードと通信距離が互換モードの2倍となる距離延長モードの2種類の通信モードをサポート
  5. 通信距離は屋外見通し100m(互換モード時)、屋外見通し200m(距離延長モード時)
  6. 外部アンテナの取り付けが可能であるFDP03TJ010と、チップアンテナを搭載したFDP03TJ020の2種類をラインナップ
  7. 無線システム設置時、メンテナンス性を考慮した通信テスト機能をサポート
  8. 一般的な無線モジュールと異なり、技術基準適合証明(ARIB STD-T66)を取得しており、面倒な免許申請や資格が不要

主な用途

  • エネルギー監視、空調制御、セキュリティ、物流管理、工場製造ライン監視
  • 微弱無線モジュールでは通信距離に不安がある用途
  • 表示器への情報伝達
  • ハンディー端末への組込

製品説明

機器組込型2.4GHz帯無線モジュールFDP-03は、送信回路と受信回路の両方を備え、通信制御用CPUを搭載し、簡単なコマンドにより双方向シリアルデータ伝送が可能です。当社従来品と比べ大幅なローコスト化を実現、これまでコスト面で困難であった近距離用途での無線化や、微弱無線モデムや微弱無線モジュールでは通信距離や通信品質に不満がある用途に最適です。シリーズ品のFDP-01、FDP-02と通信の互換性のある互換モードと、通信距離が互換モードの2倍となる距離延長モードの2種類をサポートしております。429MHz帯特定小電力無線モジュールや1.2GHz帯特定小電力無線モジュールより高速な無線通信が実現可能です。互換モード時の通信距離は屋外見通し100m、距離延長モード時は屋外見通し200mになり、安定した無線通信が可能です。シリーズ品のFDP-01、FDP-02では通信距離が不足するケースに最適です。また互換モードではFDP-01、FDP-02と相互接続が可能です。

一般的な無線モジュールと同等のコスト、サイズ、消費電流ながら通信制御用CPUを搭載しているため、技術基準適合証明を取得しており、お客様が免許申請する必要は無く、また面倒な周辺回路設計、及びソフト開発の簡略化が可能となり、開発期間の短縮も実現可能です。

80チャネルと豊富な周波数チャネルから選択可能であり、無線周波数チャネルの「おまかせグループ」機能を搭載しています。この機能は設置場所の電波環境に応じて、任意の周波数チャネル複数をグループ化し、その中で通信状況が良い周波数チャネルを無線モジュール自身が判断・選択して通信を行う機能です。これにより、無線LAN、ZigBee無線等の他の2.4GHz帯無線システムが利用されている環境においても制御データやセンサデータなどを安定的に無線通信させることが可能です。

FDP-03は外部アンテナが取り付け可能であるFDP03TJ010と、チップアンテナを基板に実装したアンテナ一体型タイプのFDP03TJ020の2種類をラインナップしております。

製品画像