会社概要
商号 | 双葉電子工業株式会社(FUTABA CORPORATION) | ||||||||||||||||||||||||||
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設立 | 1948年(昭和23年)2月3日 | ||||||||||||||||||||||||||
資本金 | 225億5千8百万円 | ||||||||||||||||||||||||||
上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 | ||||||||||||||||||||||||||
事業内容 | 各種電子部品・電子機器・生産器材の設計、開発、製造および販売 ※代表的な製品 有機ELディスプレイ、タッチセンサー、複合モジュール、産業用ラジコン機器、ホビー用ラジコン機器、プレート製品、金型用器材、成形・生産合理化機器等 |
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売上高 | 【連結】 563億6千万円(2024年3月期実績) |
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従業員数 | 【連結】 2,997名(2024年3月31日現在) 【単独】 718名(2024年3月31日現在) |
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役員 |
【取締役】
※社外取締役 【執行役員】
(2024年4月1日現在) |
双葉電子のあゆみ
双葉電子工業株式会社は、1948年、真空管の製造・販売会社として設立され、ラジオ受信用の真空管をはじめとし、多くの真空管を製造し、お客様に納めていました。
1962年には、ラジコン機器とプレス金型用部品を製品化し、現在の双葉電子工業の基礎を確立しました。
ここで培った真空管製造の技術を活かし、蛍光表示管の製造を開始しました。
さらにモールド金型用部品を開発し、蛍光表示管モジュールを加え、主要製品のラインアップが完成しました。現在では、有機ELディスプレイやタッチパネル、ロボット用機能部品、モールド成形用周辺機器まで幅広く展開しています。
真空薄膜技術、金属加工技術、無線回路技術、IT技術などの幅広い独自技術が、これらの製品群を支えています。
この幅広い技術と、世界各地にある生産・販売拠点により、お客様の広範なニーズにお応えし、これからも双葉電子工業は日々成長していきます。
沿革
■:双葉電子工業 ■:関係会社
1948年(S23年) | ■ | ラジオ受信用真空管の製造・販売を目的として、双葉電子工業株式会社を設立(長生郡茂原町) |
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■ | 電子管工場を設置(長生郡八積村) | |
■ | 東京支店を設置し、真空管の販売を開始(東京・神田花田町) | |
1949年(S24年) | ■ | 電子管工場を長生郡茂原町に移転 |
1961年(S36年) | ■ | 万世営業所を設置し、通信機・ラジコン機器・プラモデルの販売を開始 (1972年フタバ産業(株)として独立) |
1962年(S37年) | ■ | ホビーラジコン用送受信機の製造・販売を開始 |
1963年(S38年) | ■ | ユニーク精工(株)を吸収合併して精機部を設置し、プレス金型用器材の製造・販売を開始 |
1964年(S39年) | ■ | 本社移転(茂原市高師) |
1965年(S40年) | ■ | 電子機器工場を設置(ラジコン機器専用工場) |
■ | 省力機器の製造・販売を開始 | |
1967年(S42年) | ■ | モールド金型用器材の製造・販売を開始 |
1968年(S43年) | ■ | 表示放電管の製造・販売を開始し、ディスプレイデバイス業界に進出 |
1969年(S44年) | ■ | プレス金型用器材用の鋳造工場を設置 |
■ | キーボード工場(千葉県茂原市)を設置し、キースイッチ等の製造・販売を開始 | |
■ | モールドプレートの製造・販売を開始 | |
1970年(S45年) | ■ | 真空管の製造を全面的に中止 |
■ | 丸型単管蛍光表示管の製造・販売を開始 | |
■ | 長生郡睦沢村に睦沢工場を設置、プレス金型用部品部門を移転 | |
■ | モールドベース組立セット品を規格・標準化し販売を開始 | |
1972年(S47年) | ■ | 台湾双葉電子股份有限公司を設立(蛍光表示管の製造) |
■ | 韓国双葉精密工業(株)を設立(モールド金型用部品)(2008年解散) | |
1973年(S48年) | ■ | 本社を現在地の茂原市大芝629番地に移転 |
■ | 米国に販売会社FUTABA industries U.S.A.を設立(1978年FUTABA Corp.of Americaに社名変更) | |
1975年(S50年) | ■ | 東南アジアにおける販売拠点として富得巴(香港)有限公司を設立 |
1979年(S54年) | ■ | ヨーロッパにおける販売拠点としてFUTABA(Europe)GmbH(ドイツ)を設立 |
1980年(S55年) | ■ | 千葉県長生郡長南町に長南精機工場を設置し、モールド金型用器材部門を移転 |
1983年(S58年) | ■ | 千葉県長生郡長生村に長生キーボード工場(現・長生モジュール工場)を設置、 長生工場群の第一期工事完成 |
1984年(S59年) | ■ | 長生工場群に長生電子機器工場を設置、第二期工事完成、ラジコン機器部門を移転 |
1985年(S60年) | ■ | 東京証券取引所市場第二部に新規上場 |
■ | 兵庫県明石市に明石精機工場を設置 | |
■ | 長生工場群に長生精機工場を設置 | |
1986年(S61年) | ■ | 東京証券取引所市場第一部に指定替え |
■ | 台湾双葉電子股份有限公司に電子機器部門の一部を移管 | |
1987年(S62年) | ■ | 長生工場群に長生電子管工場を設置 |
■ | 取締役社長 衛藤五郎は取締役会長に、専務取締役 細矢礼二は取締役社長に就任 | |
■ | 規格プレート製品をプレシジョンプレートに統合 | |
1988年(S63年) | ■ | 起信精機(株)(韓国)を合弁設立(プレス・モールド金型用器材の製造・販売) |
1990年(H2年) | ■ | 千葉市美浜区(幕張テクノガーデン)に開発研究所幕張分室を新設 |
■ | 長生工場群に精機技術センター(現・長生精機技術センター)を設置 | |
■ | 創業者取締役会長 衛藤五郎逝去 | |
■ | フタバビジネスシステム(株)を設立 | |
1991年(H3年) | ■ | FUTABA DENSHI Corp.(S)Pte.Ltd.(シンガポール)を設立(電子部品の販売) |
1992年(H4年) | ■ | 長生工場群に精機プレシジョンプレート工場を設置 |
■ | 東京支店(東京都千代田区)を廃止し、千葉市美浜区の営業本部に統合 | |
1993年(H5年) | ■ | 小川精機(株)を子会社化し、ホビー市場での多角化をはかる |
1994年(H6年) | ■ | 富得巴精模(深圳)有限公司(中国)を設立(モールド金型用器材の製造) |
■ | 応用部品部門ISO9001の認証を取得 | |
1995年(H7年) | ■ | FUTABA Corp. of The Philippines(フィリピン)を設立(蛍光表示管の製造) |
■ | 電子管部門ISO9001の認証を取得 | |
1996年(H8年) | ■ | 取締役社長 細矢礼二は取締役会長に、専務取締役 衛藤通彦は取締役副会長に、専務取締役 西室厚は取締役社長に就任 |
■ | FUTABA JTW(Thailand)Ltd.(タイ)を設立(プレス・モールド金型用器材の製造・販売) | |
1998年(H10年) | ■ | 創立50周年を迎え、記念式典を挙行 |
1999年(H11年) | ■ | モールドマーシャリングシステムを発売 |
■ | ISO14001の認証を取得(マルチサイト認証) | |
2000年(H12年) | ■ | 精密機器部門ISO9001の認証を取得 |
2001年(H13年) | ■ | モールドマーシャリングシステムが「第43回十大新製品賞」(日刊工業新聞社)を当社製品として初受賞 |
■ | 富得巴国際貿易(上海)有限公司(中国)を設立(電子部品の販売) | |
■ | FUTABA(Vietnam)CO.,Ltd.(ベトナム)を設立(モールド金型用パーツの製造) | |
2002年(H14年) | ■ | 無線機器部門ISO9001の認証を取得 |
■ | 長生精機第二工場および睦沢工場 ISO9001の認証を取得 | |
■ | 環境報告書を公開 | |
■ | 双葉電子科技開発(北京)有限公司(中国)を合弁設立(ラジコン機器の販売) | |
2003年(H15年) | ■ | 電子管部門 ISO/TS16949:2002の認証を取得 |
■ | 双葉電子部品(恵州)有限公司(中国)を設立(電子部品の製造・販売) | |
2005年(H17年) | ■ | 双葉精密模具(中国)有限公司を設立(プレス・モールド金型用器材の製造・販売) |
2006年(H18年) | ■ | 千葉県松戸市に松戸精機工場を設置(プレス金型用部品) |
■ | 取締役 桜田弘は取締役社長に就任 | |
■ | 岩手県釜石市に双葉精密(株)を設立(モールド金型用器材の製造) | |
2007年(H19年) | ■ | 起信精機(株)韓国証券先物取引所に上場 |
■ | 起信精密模具(天津)有限公司(中国)を合弁設立(プレス・モールド金型用器材) | |
2008年(H20年) | ■ | (株)サツキ製作所およびサツキ機材(株)を子会社化し、金型用器材の強化をはかる (2009年(株)サツキ製作所にサツキ機材(株)を吸収合併し、サツキ機材(株)に社名変更) |
2009年(H21年) | ■ | 双葉電子部品韓国(株)を設立(電子部品の販売) |
■ | TDKマイクロディバイス(株)の株式を取得し、有機ELディスプレイ事業への新規参入をはかる | |
2010年(H22年) | ■ | 取締役会長 細矢礼二は最高顧問に就任 |
■ | 双葉電子科技開発(北京)有限公司の100%子会社化 | |
2011年(H23年) | ■ | 創業者最高顧問 細矢礼二逝去 |
■ | タッチパネルの製造・販売を開始 | |
2012年(H24年) | ■ | TDKマイクロディバイス(株)の100%子会社化 社名を双葉モバイルディスプレイ(株)に変更し、有機EL事業を加速化 |
2013年(H25年) | ■ | インドネシアに生産器材製品の製造・販売会社PT.FUTABADENSHI INDONESIAを合弁設立 |
2014年(H26年) | ■ | 金型内樹脂用流速計測システムが「第56回十大新製品賞」(日刊工業新聞社)を受賞 |
■ | 三光合成(株)(富山県南砺市)と資本業務提携 | |
2016年(H28年) | ■ | フィルム有機ELディスプレイが「第58回十大新製品賞 モノづくり賞」(日刊工業新聞社)を受賞 |
■ | Futabaドローンスクールを長生工場内に開校 | |
■ | 取締役社長 桜田弘は代表取締役会長に、取締役 兼専務執行役員 高橋和伸は代表取締役社長に就任 | |
2017年(H29年) | ■ | (株)カブクを子会社化 |
■ | 東京都千代田区神田鍛冶町に東京セールスオフィスを設置(電子デバイス関連の販売) | |
2018年(H30年) | ■ | 創立70周年 |
■ | セントラル電子制御(株)をグループ化 | |
2019年(R01年) | ■ | 取締役 有馬資明は代表取締役社長に就任 |
2022年(R04年) | ■ | 東京証券取引所プライム市場に移行 |