FRH20TJ(多機能版・販売終了品)

本製品は生産・販売終了品となります。
詳細は、販売終了のご案内をご参照ください。
類似品や後継機種などについてお気軽にお問い合わせください。

製品特長・説明

製品特長

FRH20TJ(多機能版)の8大特長

  1. 耐ノイズ性に優れた2.4GHz帯スペクトル拡散方式(SS方式)
  2. 周波数チャネルが多いため、複数の無線システムが共存可能(94チャネル)
  3. 接点のパルスカウンタ機能を搭載
  4. DINレール取り付け可能
  5. 供給電源はDC24V、または専用ACアダプタ(DC9V)の2系統に対応
  6. 電圧接点はコモン(COM)に対し±24Vの両電圧に対応
  7. オプションのシリアルポートに温湿度センサを取り付け可能
  8. 受信専用アンテナの使用によりサービスエリアの拡大が可能

主な用途

  • 装着機・射出成形機の稼動監視
  • 省エネのための電力・ガス・水道使用量のモニタリング
  • PLC・ボイラー・空調機のリモート監視
  • 各種センタデータの取得

製品説明

接点(I/O)伝送無線ユニットFRH20TJシリーズ(多機能版)はFRHシリーズと相互通信(注1)が可能であり、無線アクセスポイントFRH08TJを利用すれば、ネットワークを介したIP端末として運用可能です。FA工場にある生産設備機器の稼動監視、異常監視を目的とした無線システムの構築に最適です。

94チャネルと豊富な周波数チャネルから選択可能です。複数チャネルから使用周波数チャネルが選択可能なため、 無線LAN等の他の2.4GHz帯無線システムとの共存性に優れています。

接点信号数は8点出力+8点入力および8点出力+4点入力+2点アナログ入力の2種類があり、アナログは10ビットの分解能(0-20mA)のカレントループ仕様です。

接点入力には最大1000件までデータを取得・保存できるパルスカウンタ機能があり、電力・ガス・水道のパルス発信機付きのメータに接続できます。

2台のFRH20TJシリーズをペアで使用することで、無線通信で最大8つの接点信号の入出力が可能です。(注2)また、動作モードも、接点の変化で無線送信する即時送信モードと、接点情報の問合せに返答する問合せモードがあり、スイッチ設定で切り替え可能です。

オプションポートのシリアル端子を用いることでテキストデータの無線送信が可能で、接点データとテキストデータが同時に扱えます。またオプションで温湿度センサを用意しており、外部コネクタに接続するだけで温湿度の簡易サーバとして機能します。

通信距離は屋外見通し300m、屋内60mと安定した通信が可能です。受信専用アンテナに高利得コリニアアンテナや高利得八木アンテナを使用することで通信エリアの拡大も可能です。(注3)

(注1)・・・本製品にはデータ透過モードは搭載しておりません。パケット送信モードでの相互通信になります。
(注2)・・・本使用方法にはFRH20TJ010/FRH20TJ020/FRH20TJ030/FRH20TJ040以外は未対応です。
(注3)・・・設置環境により通信距離は異なりますが、コリニアアンテナで約2倍、八木アンテナで約3倍のサービスエリアの拡大が期待できます。

 

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