サツキ機材株式会社 軟質材の材料共有に適した「NCベルトフィーダ」発売のお知らせ

2021年6月30日

双葉電子工業株式会社
代表取締役社長 有馬 資明

当社グループ会社であるサツキ機材株式会社(代表取締役社長:廣瀨 卓哉)が軟質のプレス加工品向けに、「NCベルトフィーダ(NCG200ABW、NCG200ABS、NCG100ABW、NCG100ABS)」を7月1日に発売いたします。

近年、二次電池や有機EL・タッチパネル等のディスプレイ業界では、製品の薄形化・軽量化を目的とした、フィルム・紙・箔・セラミックといった軟質材の需要が増加傾向にあります。
サツキ機材株式会社では、プレス機や生産設備等へ自動で材料を供給することができる材料供給装置を提供していますが、薄くかつ柔らかい素材の材料供給は、繰り返し精度とシワや断裂などといった外観不良の発生に課題がありました。

今回発売する「NCベルトフィーダ」は、搬送用ベルトと材料をグリッパで挟んだ状態で材料を供給できるため、シワや蛇行のない最適な材料供給を実現します。グリッパはNCサーボモータで制御しているため、タッチパネルで必要な条件を設定するだけで運転が可能です。
また、異なる材料供給条件を組合せることができるマルチ運転機能も標準搭載しており、多彩な送り制御を実現することが可能です。

特長

軟質かつ幅広の材料に対応可能

最大材料幅は200mmと100mm対応の2種類を標準機種として用意
オーダーメイド仕様では材料幅500mmまでに対応

外部制御

外部からの制御に必要な通信機能や型番管理用ローダを用意

外部運転機能

リモート用ケーブル(信号線)で連動し、ON-OFF切換えが可能

型番管理

金型ごとの送り条件をPLC(Programmable logic controller)やパソコン等に記憶し、型交換の際にデータ転送をするだけで設定が可能

マルチ送り

送り長さ・速度、動作の繰返し回数を1ステップとしたデータ(最大15ステップ)を1サイクルとし、繰り返し動作をさせることで自在な送りが可能

集中制御

通信機能とリモート(信号線によるフィーダの制御)によってプレス機などの主装置からフィーダを制御可能

販売価格

オープン価格

製品写真

掲載写真は「NCG200ABW」の場合

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