NCフィーダ
NC制御の使い易さを追求したフィーダです。
基本動作
NCグリップフィーダの場合
動作信号が入ると【戻り工程】
①固定クランプが材料をつかみ、
②移動クランプが材料をはなし、
③次の送りのために材料を取りにもどります。
動作信号が切れると【送り工程】
④移動クランプが材料をつかみ、
⑤固定クランプが材料をはなし、
⑥材料を送り込みます。
NCロールフィーダの場合
上下の送りロールが材料をはさんで回転することにより材料が送り込まれます。
動作信号が入るとコントローラに設定した送り長さ分だけローラが回転し、正確に材料が送られます。
取付、使用上のご注意
- 下記雰囲気でのご使用は避けてください。
- ゴミ、ほこりが多い場所や切粉が入りそうな場所。
- 周辺温度が各装置の使用温度範囲を外れる場所。
- 周囲湿度が0~80%RHの範囲を外れる場所。または結露する場所。
- 腐食性ガス、可燃性ガスの生じる場所。
- 水滴、油、水蒸気などがかかる場所。
- 取扱説明書をよく読んで内容を理解した上で、正しく取付け、お使いください。また、いつでも使用できるように大切に保管してください。
- 取付け時には本体底面を基準面とし、本体に設けてある取付け穴をご利用ください。また、取付け状態は水平にしてください。
- エアコントロールユニットを、必ずエア供給口近くのエア源上流側に取付けてください。
- 送り材料のバリや磨耗粉の飛散や浮遊が多い場所で使用するときは、ご相談ください。
安全に関するご注意
- ご使用の際は必ず「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。
- ご購入の際は必ず「保証書」の記入事項を確認の上、大切に保管してください。
- 可燃性ガス、腐食性ガスの生じる場所および塵埃の多い環境では使用しないでください。
- 機種選定については、使用条件をご確認の上、製品の仕様範囲内で使えるようにご検討ください。
- 無断で改造された場合、その後の安全性を保証する事ができません。特殊な目的で改造を希望されるときは、必ず当社にご相談またはご依頼くださるようお願いいたします。