エアフィーダ

送り装置のスタンダード!フィルムなど薄物に!自動機に!

エアフィーダは圧縮空気を動力源とした材料供給装置です。
プレス機械や射出成形機などに帯状の材料を供給する場合に使用します。

基本動作

動作信号が入ると【戻り行程】
①固定クランプが材料をつかみ、
②移動クランプが材料をはなし、
③次の送りのために材料を取りにもどります。

動作信号が切れると【送り行程】
④移動クランプが材料をつかみ、
⑤固定クランプが材料をはなし、
⑥材料を送り込みます。

上図は、送り方向が押送りタイプ、電磁弁切替方式がノーマルオープンタイプのエアフィーダの動作説明です。その他のパターンは、以下のPDFをご覧下さい。

PDFエアフィーダ基本動作(573.51KB)

取付、使用上のご注意

  • 下記雰囲気でのご使用は避けてください。
    • ゴミ、ほこりが多い場所や切粉が入りそうな場所。
    • 周辺温度が各製品の使用周囲温度を外れる場所。
    • 周囲湿度が各製品の使用周囲湿度を外れる場所。または結露する場所。
    • 腐食性ガス、可燃性ガスの生じる場所。
    • 水滴、油、水蒸気などがかかる場所。
  • 取扱説明書をよく読んで内容を理解した上で、正しく取付け、お使いください。また、いつでも使用できるように大切に保管してください。
  • 取付け時には本体底面を基準面とし、本体に設けてある取付け穴をご利用ください。また、取付け状態は水平にしてください。
  • 動作信号の切り替えに、デジタルカム、PLC、近接スイッチなど半導体を用いたリレーを使用する場合、次の点に注意して選択してください。
    • 許容電流値が、電磁弁の起動電流の2倍以上あること。
    • OFF時の漏れ電流が、電磁弁の励磁時の電流の70%以下であること。
  • エアコントロールユニットを、必ずエア供給口近くのエア源上流側に取付けてください。
  • エアへ給油される場合、必ず継続するようにお願いいたします。給油を途中で中止されると、潤滑剤の消失により動作不良を起こすことがあります。
  • 送り材料のバリや磨耗粉の飛散や浮遊が多い場所で使用するときは、ご相談ください。

安全に関するご注意

  • ご使用の際は必ず「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。
  • ご購入の際は必ず「保証書」の記入事項を確認の上、大切に保管してください。
  • 可燃性ガス、腐食性ガスの生じる場所および塵埃の多い環境では使用しないでください。
  • 機種選定については、使用条件をご確認の上、製品の仕様範囲内で使えるようにご検討ください。
  • 無断で改造された場合、その後の安全性を保証する事ができません。特殊な目的で改造を希望されるときは、必ず当社にご相談またはご依頼くださるようお願いいたします。