NCロールフィーダ 概要

特長

●メンテナンス頻度の軽減
耐久性の高い部品と消耗品の削減によりメンテナンス頻度・費用を軽減。
●操作性向上
送り長さと速度をデジタル設定するだけで、すぐに運転可能。
●外部制御
外部からの制御に必要な通信機能や型番管理用ローダを用意。
●タイマー機能
リリース信号ONでリリース動作を開始、設定した時間で終了。段取替え時に有効。
●通信機能
型番管理 ー送り条件の設定を簡単にー
金型ごとの送り条件をPLC(Programmable logic controller)やパソコン等に記憶し、型交換時にデータ転送するだけで送り条件の設定が可能。
マルチ送り ー複数の条件を組合わせて1つにー
送り長さ・速度、動作の繰返し回数を1ステップとしたデータ(最大15ステップ)を1サイクルとし、繰り返し動作をすることで自在な送りが可能。
集中制御 ーフィーダと主装置が連携ー
通信機能とリモート(信号線によるフィーダの制御)によって、プレス機械等の主装置からフィーダを制御可能。
●型番管理用ローダ
1フィード送り、マルチ送りの送り条件を金型ごとに管理可能。各50型分(計100型分)まで設定/記憶可能。
記憶されている送り条件を呼び出し、フィーダに転送可能。

アルミ鋳物による一体型フレーム

操作パネル

用途例

  • プレス機械や自動組立機などの自動化ラインのフープ材料送り
  • 高SPM化で生産性を上げたい
  • 長い送り長さで材料を送りたい

NCロールフィーダ注文要領

  • 1 : 材料切れ検出は、送り材料の有無を導入ローラ部に設置した光電センサーにより無接触で検出し、非常停止信号出力等を行う機能です。
  • 2 : リモートは、外部機器からフィーダの制御が行える機能です。[W]あるいは[V]を選択した場合は、機能オプションの[A]・[B]・[C]・[E]は選択出来ません。
  • 3 : リモート[W]スイッチ付きは、付属リモートスイッチの操作で(1回送り動作・微速前進動作・微速後退動作)の制御が可能です。
  • 4 : リモート[V]ケーブル付きは、外部からの信号で(1回送り動作・微速前進動作・微速後退動作)の制御と連動【ON・OFF】状態の切換えが可能です。
  • 5 : 外部機器との通信により 、以下のような機能を実現します。
    (1)型番管理機能
    (2)マルチ送り機能【例:異なる送り長さのセット(20mm -2回・45mm -3回・55mm -2回)を繰り返し送る】
  • 6 : PLC通信機能では、通信ソフトを組むことなく、デバイスメモリに設定した送り条件での動作が可能です。(RS422通信)機能オプションのPLC通信機能[A]・[B]・[C]には、【リモート[V](ケーブル付き)】の機能およびケーブルが含まれています。
  • 7 : 型番管理用ローダとローダ用ケーブルが付属しています。
  • 8 : [E]型番管理機能(シリアル通信仕様)は、PLCやパソコン等の外部機器との通信(RS232C)により、送り条件の設定が可能です。
    [E]型番管理機能(シリアル通信仕様) には、【リモート[V](ケーブル付き)】の機能およびケーブルが含まれています。